2016-12-15 第192回国会 衆議院 本会議 第19号
今国会冒頭から政府・与党による強行採決発言が相次ぎ、その言葉どおりに、TPP協定と関連法案、年金カット法案、カジノ解禁推進法案などの強行採決が次々に行われました。いずれも国民生活にかかわる重要法案であり、世論調査では反対が多数であります。
今国会冒頭から政府・与党による強行採決発言が相次ぎ、その言葉どおりに、TPP協定と関連法案、年金カット法案、カジノ解禁推進法案などの強行採決が次々に行われました。いずれも国民生活にかかわる重要法案であり、世論調査では反対が多数であります。
強行採決発言を全く反省しておらず、まだ農林水産大臣を続けておられます。 そして、TPPの農業への影響試算を根底から覆しかねない輸入主食用米、SBSの価格偽装問題が発覚し、業者間で調整金、リベートが支払われていたことが明らかになりました。国会は紛糾し、衆議院では、TPP協定の各章について十分な審議ができないまま、十一月四日のTPP特別委員会での強行採決となりました。
そもそも、今国会は、政府・与党による強行採決発言が相次ぎ、そして、その言葉どおりに強行採決が行われる国会となったことは、極めて重大であります。 福井照TPP特理事が強行採決を口にしたことで理事をやめざるを得なかったことは当然です。
政府・与党は、これまで批准ありきの強引な運営、その中で行われた山本農水大臣の二度にわたる強行採決発言にもかかわらず、事態を打開する何らの提案さえせずに強行採決を繰り返して国会審議を壊してきました。今や政府の批准提案の大前提が全く変わってしまったのに、立ち止まりも見極めもせず、今国会で承認、成立を図ろうとするなど言語道断であります。 猛省を強く求め、意見といたします。
強行採決発言について特別委員会で陳謝を余儀なくされたにもかかわらず、そのわずか二週間後、その舌の根も乾かぬうちに、先日、某自民党議員の政治資金パーティーで、この間冗談を言ったら首になりそうになったと高らかに言い放ったのであります。 冗談だったとは何たる言いぐさでありましょうか。
強行採決発言を冗談というなら、国会で陳謝したことも冗談だというのでしょうか。 山本大臣はみずからの発言の重大性も全く認識しておらず、反省もしていないことは明らかです。野党四党が辞任を要求したのは当然です。 第二に、利益誘導発言です。
山本農水大臣のたび重なる強行採決発言は極めて重大であります。 一度目の発言について、大臣は、行政が国会に介入するような不適切な発言で御迷惑をおかけし申しわけないと陳謝しましたが、それが冗談だとするような二度目の発言は、全く反省がなく、国会の審議をないがしろにするものであります。 国会の権威にかかわる重大問題だからこそ、四野党は農水大臣の辞任を要求しました。
私、最初に一言申し上げたいのは、今国会におきましては、強行採決発言が相次ぐなど、国会審議を軽視するかのようなやりとりがあるということは極めて重大だと考えております。しっかりとした審議を行うことこそ国会の責務でありますし、十分かつ慎重な審議を行う、このことをぜひ求めたいと思っております。
まず、強行採決発言についてでございますけれども、私は、大臣のこの御発言、到底許すことはできない、立法府に対する重大な挑戦であるというふうに考えます。辞任すべきであると思いますけれども、大臣、辞任するお考えはないんでしょうか。
その手続が、まさに与党さんが、十分な意思疎通ができていない中で、一時間おくらせてくれというのは、これは本当に、今TPPも、山本大臣のあの強行採決発言で大変な紛糾をしている状態。国会全体を、やはり巨大与党のおごり、緩み、私はこの厚生労働委員会にもあらわれていると言わざるを得ません。 これはぜひ、塩崎大臣、私は、この審議の場は大事にしたいと思いますよ。